「コトラーが教えてくれたこと 女子大生バンドが実践したマーケティング」本のインプレ 書評
2019/10/13
「コトラーが教えてくれたこと 女子大生バンドが実践したマーケティング」本のインプレ
コトラーが教えてくれたこと 女子大生バンドが実践したマーケティング
某本屋にて買ってまいりました。
現代マーケティングの父といわれるコトラーの教えをどのように実践するか女子大生バンドを通して解りやすくかみ砕いた物語となっている。
★他のマーケティング本との違い
・バンドが成長していく物語なので、親近感があり最後まで飽きずに読めた。自分は冴えないままのバンドマンで終了したが…(^-^;
・登場人物の多くが女子で、挿絵などからもいわゆる萌え萌えっぽい感じがあるが、自分には新鮮に思った。
★他のマーケティング本との共通点
コトラーの教えを項目ごとに分けて紹介している点。
・なぜ、何をしたいのか。(ビジョンとミッション)
・強み、弱み、チャンス、ピンチ、ライバルについて。(現状分析)
・向き合う相手は一体「誰」なのか。(ターゲットオーディエンス)
・どう差別化して、何に見られたいのか。(ポジショニング)
・何を、どう社会にもたらすのか(4つのPのマーケティングミックス。)
・いつ、だれが、何を、いくらかけてやるのか。(実施計画とマネジメント)
・どう世界を幸せにしたのか。(実行と評価)
★中身
・ライブの失敗、バンドの自然消滅から始まり、大学講師の教えやメンバー集め、自分の見つめ直しや他人が求めていることを調べたり考えたり、協力者へのマネジメント、イベント実行までの手順、世の中への貢献まで物語を通して勉強できる。
★まとめ
・レビューを見ると賛否両論あるが、自分は最後まで楽しく読めました。さらさらっと読めるんで、大まかにコトラーの教えを把握するには良い本ではないかと思います。
自分の中にこの本やコトラーの教えを残すために読み直しや実践を増やしていきたい。