キャリパーOHやってみよう2 分解!!
2019/10/22
さてキャリパーオーバーホールに取り掛かります。
オーバーホールはゴム部品の交換と部品の洗浄を行ないます。
(フロントは4ポットなので4箇所)
ピストンを外すので、ダストブーツを押さえているピストンリングをマイナスドライバーなどを使用して、あまり力強く押し付けてピストンに傷がつかないように注意しつつ外します。
ダストブーツが外れます。
4箇所とも外れたら当て木を挟みつつ圧縮エアーをブレーキパイプの差込口に接続し圧力でピストンを押し出します。
(自転車用空気入れでも代用可能)
すると…大抵、動きの良いピストン1箇所のみが勢い良く外れて、圧力がそこから抜けっぱなしになります。
外れてしまったところはもう一度押し込み直したあと、4つが均等にでるようにシャコマンを使ったり、当て木の角度を変えるなどして同量の突き出し量にしつつ、外します。
…最後は得意の爪先で引っ張り出しました。
外れたピストンです。
稼働部が比較的綺麗な状態なので、ピストンシールはまだしっかり機能しているようです。
ダストブーツ周辺は錆とグリスのかすがこびリついています。
最後にシリンダー内にあるピストンシールを針などで外し、洗浄準備完了
つづく
R32 キャリパーオーバーホール 動画!! ↓