ハブベアリング逝く??
2019/10/22
1号機を廃車にしてS13シルビアに乗り始めたころの話…
普段走る山では必要性を感じなかったが、御○場方面のスポットに走りに行った際にドリフトがうまくつながらないので機械式のLSDが欲しくなった。
そこで以前乗っていたタイプM1号機の機械式LSDをケースごと外してとっておいたのが放置してあったので一人でつけられるのかどうかわからないが駄目もとでやってみた・・・
非常に重かったのと、形が変なのでジャッキに乗らないので四苦八苦したが、力技で持ち上げてなんとか取り付けた。
…なのでかつて経験のない4日間の筋肉痛が実現した。
その苦労の結果、ドリフト車の完成となった。
(自分が必要と思う範囲での改造です。イジるとキリなし)
ちょうど作業後に雨が降ってきたのでジムカーナ練習会に参加する前に…
(悪友Fに誘われた、というか面白そうなので「次に開催されるときは誘え!!」と言っておいた)
機械式LSDがついてからどういうふうに車の挙動が変わるか覚えておこうと思い、宮○瀬に走りにいった。
久しぶりではあったが、以前はドリフトがつながらなかったコーナーも今度はつながるようになり、LSDの効果とエンジンのパワーに喜んでニヤニヤしながら走っていた。きっと周りにいた人は「あいつは危ない人だ」と思ったであろう。
で、LSD換装の2,3日後、嫁さんとドライブに行った。
のんびりドライブしていたが、しばらくすると突然後ろの方からコツコツと音が鳴るようになってきた。
最初はたまに鳴るだけであったが、そのうちだんだん音が大きくなり、走るスピードに併せて音の間隔も変わるので、LSDが壊れかけていたのかな(2年位オイル替えてない)と思い広い場所に車を止め下から覗いてあちこち叩いたり揺すったりしてみたがよく判らない。
マフラーが外れかけてどこかに当たっているのか調べてもどうも違うみたいだ。
じゃあ残ったのは「ハブベアリングか…」
と思い、とりあえずゆっくり走って帰ることにした。
このとき山梨にいた。
「ハブベアリングかぁ直すの面倒くさいな・・・1週間後のジムカーナ断ろうかな」なんて呟きながら帰り道を進み、それから1時間後、道の駅に寄った。
そこにはトイレ休憩で寄ったのだがもういちど落ち着いて、あちこち調べたところ、なんとハブベアリングではなく左後ろタイヤのホイールナットが全部グラグラに緩んでいるではないか!!
ジャッキUPして締め直し、発進するとピタッとさっきのカタカタ音は収まった。
原因としてはLSDを組む時にLSDを持ち上げるのに力を使い過ぎて握力が弱まっていたためホイールナットの締め付けが足りなかったようだ。
・・・しかしドリフト中に緩まなくてよかった。
たぶんホイールがふっ飛ぶよな…^^;
今回、重いものを持った後などにボルトナットの締めつけを行う時は力加減に要注意であると学んだ。