CAPD?? 本のインプレ 書評
2019/10/12
本買いました。
社会人の人はPDCAをすでに知っていたり、
「やってるよ~」とか
聞いたことある人も居ると思います。
P=計画
D=実行
C=評価
A=改善
PDCAを順番に行ないAまでいったらまたPに戻ることを繰り返すことで継続的に業務の改善ができるってヤツですね。
ただ、この本の筆者の書いてることを代弁しますと…
「P(計画)から始めろと言ったって、やったことないことに対してちゃんとした計画を立てられる訳がないナリ!!」
(…なぜかコロ助風)
さらに
「仮に立てられたとしてもそのまま実行した結果からは、まず高い成果は期待できないナリ!!」
(…本文中にはコロ助(風)の人は出てきません)
長期間かけてやる仕事ならPDCAを繰り返していくうちに少しずつ成果が上がっていくかもしれないが、今の時代におそらくそのような仕事は少なくなっているのではないでしょうか。
なぜなら時短、業務の効率化、働き方改革などの問題を政府も取り組んでおり、庶民はじっくり時間をかけられる時代ではないのです。
時間が無いので、評価や改善まで進めずに計画と実行だけで期限が来て終了するケースも多いと思います。
そこで、評価から始めて改善、計画、実行の順(CAPD)でやってみるのが筆者の経験からもおすすめだそうです。
まず評価から…
・まわりで成果を出している人の行動
・まわりで成果が出ていない人の行動
・自分の行動
をそれぞれ比較、評価するのから始めるのです。
(今までにどんな行動をしているから、こういう現状になっているのかを…です)
ここが正しくできれば成果は出たも同然ということです。
たとえば、
「新規契約を部署の中で一番多く獲りたい」
っていう目標があったら、
今現在
・一番多く新規契約を獲っている人は(Aさんとします)
普段どんな行動をしているか
「まめにアポをとっている」とか
「見積り作成が早い」とか
「自腹で異業種交流会に参加して情報収集」とか
「ビジネス書を多く読んでいる」など
・新規契約がなかなか獲れない人(Bさん)は普段どんな~
・自分は普段どんな~
のように評価してから始めると
「Bさんの真似はやめよう」とか
「アポの頻度を今までより多くするか」とか
「Aさんに見積りを早く作れる方法を聞いてみよう」とか
「今度、異業種交流会に参加してみるか…」など
その後の改善、計画、実行がスムーズにすすみ
成果が出るのも早くなるということです。
ちなみに成果が出ている人を何人か複数評価してその共通点を見つけられるとそこが重要な改善ポイントになる。
他、この本には
「50%理解したら動き出す」、
「PC作業の爆速化」、
「自分ブランディング」、
「パフォーマンスの最大化」などなど
1日ごとに違うテーマが書かれており、
14日間で仕事の成果を早く出せる人間になれます!!
なぜ今まで自分は成果があまり出なかったのか
色々な面から気付かせてくれます。
本当に勉強になりました!!
すごい効率化